現在でもなお、転職活動や就職活動ではスーツやジャケットを着用する方が多いです。
着こなし次第では好印象を残せるものの、どのようなスーツを着るべきなのか迷う方も多いはず。
今回は「転職活動におすすめのスーツのデザインと生地」について、福岡天神大名のオーダースーツ専門店「福岡えびすテーラー」のスタッフがご紹介します。
目次
スーツの着こなしは「清潔感が第一」
どのようなスーツを着用するのかを考える前にまずは「清潔感のあるスーツの着こなし」を意識することが重要です。
高級なスーツや着用感の良いスーツであっても、清潔感が出せなければ台無しになってしまいます。
清潔感のあるスーツの着こなしをする上で特に注意したい点についてまずはご紹介していきます。
スーツの「シワ」を確認
スーツを着用していると、どうしてもシワが出てしまいます。
ジャケットの後ろは、椅子や座席に座った時などに特にシワになりやすいため、定期的に確認し、スチームなどを使ってシワを伸ばすとよいです。
やはりどのような生地のスーツであってもシワにはなりますが、シワに強い生地や、シワからの回復の早い生地などはございます。
その他にも、サイズ感があってない場合にシワが出るケースがあります。
スーツを購入する際は後ろ姿のシワを確認してもらうのがおすすめです。
定期的にスーツの手入れをする
外出をしたり、しばらくスーツを着用しなかったりするとスーツの生地にチリやホコリがたまりがちです。
専用のブラシでブラッシングするだけでも生地の手触りや色合いが良くなります。
また、食事をした際に気付かずにシミがついてしまっているケースもありますので、定期的に汚れがないかもチェックして、必要に応じてクリーニングに出しましょう。
スーツのサイズ感を合わせる
スーツはサイズ感によって大きな差が出ます。
既製品であれば、ややタイト目のサイズ感にすると垢抜けた印象になります。
適正なゆとり量や着心地を重視するのであればオーダースーツが良いでしょう。
体の一部に合わせてスーツを着るといつもサイズが合わなくて困っているという方には、特にオーダースーツがおすすめです。
生地の色・デザインに注意
生地の色合いはネイビーもしくはグレーで、無地・もしくは薄いストライプがおすすめです。
ノッチドラペルの襟型で、水平・蓋付の腰ポケットのデザインのスーツが良いでしょう。
二つボタンのベーシックなデザインです。ネイビー無地のスーツは一着持っておくと活躍します。
グレー無地のスーツであれば程よく垢抜け感が出ますので、状況に合わせて使えると良いでしょう。
転職活動では企業によって服装を変えるのも良い
普段のお仕事ではスーツを着用しない企業などの面接では、スーツよりもジャケパンスタイルの方が親しみやすく、良い印象を与えられるケースがあります。
スーツをセットアップとして着用しても良いでしょうし、ジャケット単体で仕立ての良いものを持っておくと便利でしょう。
特にリモートワークの増えた現在では、顔まわり(シャツ・ジャケット)の印象はより大きいものとなっています。
かしこまった席でも仕立ての良いジャケットは活躍しますので、一着でも持っておくと安心です。
シャツ・ネクタイ・靴・カバンにも注意
転職活動・就職活動ではスーツ以外にもシャツなどの合わせるアイテムも重要になります。
それぞれのアイテムで注意するべきポイントについてもご紹介します。
シャツ
スーツと同様に清潔感を重視します。
アイロンがけされ、パリッとしたシャツは印象をよりよくしてくれます。
特に顔まわりの襟や胸元、袖周りのカフスは念入りに手入れをしておきましょう。
色合いは白・水色の無地がおすすめです。
ネクタイ
状況に合わせてネクタイを変えるのがおすすめです。
ネイビー無地のネクタイは幅広いシーンで使用できるため、持っておくと活躍するはずです。
ネクタイも糸が出ていないかや、シワになっていないか確認します。
靴
作りがよく、サイズの合った靴を数足持っておくと良いでしょう。
靴に関しても、高級感より清潔感を意識しましょう。
カカトに極端なすり減りがないことや、磨かれていることが重要です。
色合いは黒で、内羽根のストレートチップ・プレーントゥあたりがおすすめです。
カバン
カバンも靴同様に注目を浴びやすいアイテムです。
持ち手やカバンの角が傷んでいないかや、型崩れを起こしていないか注意しましょう。
収納力のあるカバンであればなお良いです。
転職活動におすすめのオーダースーツ生地
転職活動ではスーツを着用する回数も多くなるので、普段使いに適した生地のスーツを選ぶことがおすすめです。
特に転職活動などでおすすめなスーツ生地の一例についてご紹介いたします。
コストパフォーマンスに優れた英国生地
英国生地は比較的ハリコシが強く、シワになりにくい(シワの回復が早い)生地が多いです。
イタリア生地と比較して型崩れも起きにくく、引き締まった印象を与えてくれます。
「ジョンフォスター」「アルフレッドブラウン」などコスパに優れた英国生地は転職活動に加え、普段のお仕事でも活躍してくれるでしょう。
英国生地についてはこちらの記事でもまとめています。
カノニコ「ペレニアル・プリュネル」
オーダースーツでよく用いられるイタリア生地では「カノニコ」の生地がおすすめです。
特に「ペレニアル・プリュネル」は3シーズンで活躍する守備範囲の広い生地です。
程よいツヤと色合いの美しさから上質なスーツであることが感じられ、印象UPにつながるでしょう。
カノニコに関する情報はこちらにもまとめております。
ポリエステル混紡生地
化学繊維であるポリエステルを混紡した生地です。
ウール100%の生地と比較して、手頃な価格でオーダーできます。
耐久性・速乾性に優れ、スーツを頻繁に着る方におすすめです。
まとめ
転職活動や就職活動向けのスーツについてご紹介しました。
今回の記事がより良い転職活動につながれば幸いです。
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