福岡天神大名のオーダースーツ専門店「福岡えびすテーラー」では、「心が躍るオーダースーツを、安心価格で」をモットーとしています。
赤坂駅より徒歩2分、天神も徒歩圏内という利便性もあり近隣にお住いのお客様を中心に、西区や東区、他県からもご来店いただいております。
福岡えびすテーラーがオーダースーツ・オーダージャケットを仕立てる生地として特におすすめしているのが、イタリアの名門生地メーカー「カノニコ」の生地です。
実に4割から半数近くの方が、カノニコの生地でお仕立てされています。
今回は、カノニコの中でも春夏用ジャケット生地として有名な「ホップサック」についてご紹介致します。
ホップサックとは
春夏には欠かせない、定番素材のメッシュ生地です。
ホップサックというネーミングは、ビールの原材料であるホップを摘み採り、運ぶ為の麻袋が由来となっています。
糸を撚ることで強度を高め、粗めに織っているのが特徴です。
通気性もあり、シワにも強い。収穫用の袋に用いられるのも頷けます。
清涼感が感じられ、夏には最も活躍するジャケット用生地です。
カノニコのホップサックは、滑らかな光沢感と手触りのバランスが非常に心地良いです。
ドライタッチながら、絶妙なツヤを感じれるのはさすがカノニコといったところ。
お仕立ていただければ、世界中で愛されている理由がお分かりになられるはずです。
今季もカラーリングは豊富にご用意致しております。
定番である紺系統が特に人気ですが、ブラウンやグリーンもおすすめです。
きちんとサイズに合ったジャケットが一着あると便利
オフィスカジュアルが進む一方、一着でも良いので、しっかり身体に合ったジャケットを仕立てておくことをおすすめ致します。
目まぐるしい社会情勢の中でこそ、ファッション・装いを通して想いを伝えていくことが大事だと感じます。
リモートワークが主流になり、中々スーツを着用する機会が減った方も多いはず。
ジャケットであればオフスタイルにて活躍可能です。
急な会議や、シャツ一枚だと心もとない時に羽織れるジャケットがあると重宝します。
タイドアップしなくとも、カットソーと合わせても相性抜群です。
季節感を愉しめるのもジャケットのメリットです。
特にイタリアの名門、カノニコが手掛けるホップサックは実用性も去ることながら、イタリア生地らしい手触りの良さを兼ね備えています。
スーツの着用が減った今だからこそ、ジャケットを仕立ててみてはいかがでしょうか。
デザインで愉しみ方を変える
お好みのデザインを反映出来るのがオーダーならでは。
特にジャケットは、スーツに比べてカジュアルさを前面に出しやすいです。
実際に、著者の着用ジャケットを交えながら
ジャケットをオーダーされる際にお勧めのデザインをご紹介致します。
アウトポケット
「フラップ付き」が一番目にされている主流なデザインですが、外側にポケットを付けることが出来ます。
こちらを「アウトポケット」と呼びます。又は「パッチポケット」「貼りポケット」と呼ぶ方もいます。
ラフさ、リラックス感を演出することが出来るので、ナポリスーツにも多く用いられるデザインです。
胸ポケットもアウトポケットに変更することが出来るので、組み合わせは自由自在です。
ポケットだけではなく、ラペルに入るステッチの乗りも非常に綺麗です。
裏地仕様
春夏用ジャケットとして多く選ばれているのが「背抜」仕様です。
更に軽く、快適にご着用したい方には「半裏」もおすすめです。
更に裏地を省くことにより、通気性も良くなります。
完全に裏地を無しにする仕立てもございますが、型崩れを防ぎながら軽くご着用いただける「半裏」がおすすめです。
ボタン
次に、豊富な種類のあるボタンについても触れていきます。
ボタンの素材感が変わることで、大きく全体の印象は変わります。
春夏用ホップサックジャケットにおすすめのボタンとして
「水牛ボタン」「ナットボタン」「貝ボタン」と幅広く合わせることが出来ます。
「メタルボタン」を合わせるファッショニスタもいます。上級者にはおすすめです。
肩パッド・袖付
着心地を大きく左右する、肩パッド。
通常よりもパッド量を「薄め」にしたり、軽やかな着心地を求めて「パッド無し」も可能です。
また南イタリアを代表する袖付技法として「マニカカミーチャ」もおすすめです。
ギャザーを寄せ、袖を付けることで肩を包み込んでくれるような、リラックスした着心地に。
著者も自身の着用には好んで取り入れています。
まとめ
今回は春夏用ジャケット生地としておすすめするホップサックについてご紹介致しました。
CANONICO/ホップサック
・通気性に優れており、暑い夏におすすめ。
・シワにも強く、メンテナンスが楽。
・強度があり、永くご着用いただける。
・選べるカラーが豊富。
少しでも参考となれば嬉しく思います。
ジャケットを「買う」だけではなく「仕立てる」という、選択肢が増えれば幸いです。
仕立てる楽しさが、一人でも多くのお客様に届くことを願って。