現在、秋冬のオーダースーツ用生地が続々と入荷しています。
イタリア製の生地メーカーはたくさんありますが、本日は【REDA】が入荷したのでそのご案内をします。
REDAの歴史は約150年も遡ります。1865年、イタリアはミラノ北部に位置するビエラ地方のヴァレモッソでカルロ・レダ(Carlo Reda)がウール工場を設立したのがその始まりです。
紆余曲折を経ますが、現在の生産量は年間650万メートル、従業員は400名、その製品7割以上を海外へ輸出しています。
その中でも2019年に広島えびすテーラーが扱う種類をいくつかご紹介していきます。
まずは「40WEEKS」と銘打たれたシリーズ。イタリア名では「クアランタ・セッティマーネ」といいます。クアランタが40、セッティマーネが週という意味です。
オーストラリア産のSuper120’sの最高級原毛を用い、名前の通り40週間、つまり1年のうちの10カ月間を快適に着用できるようにというコンセプトの元作られています。
他には、「Silky Effect」というシリーズも人気です。
Silky Effectは、ウール100%でありながら、織物の仕上げ段階において、特別な製法でシルクのような手持ち感と艶を出しています。
最後に、近年話題なのが、レダ社が創業150年を記念して立ち上げたシリーズ、「Super 150’s MAIOR」マイオールです。
15.5マイクロンの極細の最高級原料を用いています。
その原料を贅沢にもやや太番手の撚糸に紡績し、低速の織機でゆっくり丁寧に織り上げられています。
しなやかなドレープ性と、優しい手持ち感、Super150’sならではの高級感あふれる光沢が表現されています。
この他にも、
機能性生地の「REDA ACTIVE」、撥水加工が嬉しい「Rip-Stop Water Repellent」、なども人気です。
2019年秋冬もREDAの生地から目が離せません。